素人の日本の文化と歴史

2007年3月12日 (月)

出雲大社 大阪分祠

出雲大社の分祠が大阪の初芝(はつしば)にある。通称初芝さん。南海電車の初芝駅から徒歩15分くらいである。

Photo_44 Photo_45 平日の朝、参拝客の姿は殆ど見かけない。

左の写真の鳥居の奥に小さく写っているのが本殿である。

鳥居をくぐって左側に社務所。その横に神楽殿がある。

この神社の特徴は、参拝者は自由に本殿の中に入って参拝できることだ。Photo_50

Photo_49 左写真の本殿の中に靴を脱いで上ると大きな広間になっている。本殿は大国主命(大神様と言う。)を祀る。

そこで正座をして各自お祈りするのだ。本殿の前には大きな注連縄があり、出雲大社を象徴している。Photo_53

Photo_51 本殿と神楽殿は回廊でつながっており、参拝者は自由に行き来できる。

左は回廊から見た本殿と回廊の渡り廊下である。この渡り廊下は鶯廊下のように渡るとキュッキュッとなる。

神楽殿ではご祈祷が行われている。1組1組丁寧にご祈祷を受けられる。病気の方の肌着もご祈祷してもらえるようだ。一度袖を通した肌着をよく洗濯してご祈祷してもらうと良いそうだ。

車のご祈祷も神楽殿で神前で祝詞をあげた後、車のところに行ってお払いをしてもらえる。

神楽殿の祭神は大国主命、武御甕大神、火之迦具槌大神、白直龍王、教大人大神、赤不動明王である。

Photo_54神楽殿の前には右の夫婦松が植わっている。離れた根っこから一本の幹に結合している。

この神楽殿の後ろに神話の泉があり、御神水が出ており、参拝者はこのお水をお湯飲みで頂いている。ペットボトルで持って帰る人もいた。

ここから徒歩3分位の所にお旅所があり、そこには愛宕大神と伏見稲荷下ノ社の白菊大明神が祀られている。

Photo_55

最後になったが、正面鳥居の脇に大国主命と白兎の像がある。島根県の出雲大社にある幸魂奇魂の像と大国主命と稲葉の白兎の像をを思い起こさせる。

おみくじもお守りもひっそりと販売しており、他の神社よりもかなり低価格でした。

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2007年3月 2日 (金)

伏見の散策 2

伏見の散策の続きです。

Photo_28 写真は濠川から望む大倉酒造です。(月桂冠で有名)下手な写真でとっても見苦しいです。ピンボケです。我ながら情けないです。ごめんなさい。

でも、この下に流れる濠川に十石舟、三十石舟(遊覧船)が行き交います。暖かくなるととても気持ちんよかーです。桜も眺められます。

この川沿いを行けば天武天皇を祀る三栖神社を通り、宇治川へ出ます。三十石舟と言えば『食いネェー、食いネェー、寿司食いネェー。』森の石松で有名ですネェー。

撮影場所から徒歩で3分も歩けば寺田屋。坂本竜馬を偲ばせる。お龍さんとであPhoto_34 ったところ。

この前で沢山の人が写真を撮っているのだ。

Photo_31続きまして、かの有名なお稲荷さん。お正月三カ日の初詣参詣者数は西日本で1番。

伏見稲荷大社 は全国にある稲荷神社の総本宮なのだ。

写真は楼門です。この楼門は応仁の乱で焼失した後、豊臣秀吉が母の病気平癒を願って寄贈したものと伝えられている。

シャッターを押した瞬間、知らないおじさんが出てきた。おじさん、写してしまってごめんなさい。

何はともあれ、お稲荷さんは商売繁盛のエライ神様なのだ。本名は宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)といわれる。

711年2月初午の日に秦伊呂巨(ハタノイロコ)が鎮座したのがお稲荷さんの始まりだそうだ。お酒の神様松尾大社も秦氏が祀っている。秦氏は古代日本で大勢力を持っていたようだ。

Photo_36 お稲荷さんは狛犬ではなく、お狐さんが置かれている。 

狐は油揚げ(京都では『お揚げさん』と言います。)が大好物なので、よく供えられている。

因みに稲荷寿司もお揚げさんで包まれていますな。稲荷寿司のことも京都では『お稲荷さん』と言います。

Photo_37お稲荷さんは、元々農耕の神様・食べ物の神様で、伊勢神宮外宮の豊受大神と同一視もされる。

今のように商売の神様となられたのは江戸時代に商人が商売繁盛を願ったことから始まったとされている。

左の写真は千本鳥居だが、これも江戸時代にご利益のお礼に奉納する風習が定着し、現在のように恐ろしい数の鳥居が稲荷山全体に立てられている。何本あるのかとても数えられない。1万本と言われている。(誰がかぞえたんやろ。)

この鳥居の朱色は魔に対抗する色だとか木材の防腐剤として使われていた辰砂(水銀)の色とかいわれています。

写真の鳥居の向こうに奥の院があり、そのあと稲荷山へと続きます。1週約4km。稲荷山を参拝しながら1週することを『お山』と言います。五大社をはじめ大小無数の神蹟に神様が祀られています。

商売繁盛を願う方はいつでも言ってきて。代わりにお参りして来るよ。

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2007年2月25日 (日)

伏見の散策

暖かそうな陽射しに誘われて御香宮に来てみた。ここは、私の大好きな神社だ。主祭神は神功皇后で私のお願い事を良く聴いてくださる有難い神様なのだ。特に子授け、安産については私個人的に世界最高の神社なのだ。 この神社の始りは823年に九州の香椎宮から神功皇后を勧請したことらしい。

Photo_12写真の表門は伏見城の大手門を移築したものと言われている。862年9月9日に良い香りの水が涌いたので清和天皇から御香宮という名を賜ったとされている。それまでは御諸神社と呼ばれていたようだ。ほかにも説はあるようだが・・・。

Photo_18今でも本殿のすぐ横に御香水として湧き水が出ている。毎日たくさんの人 水を汲みに来ている。一口飲めば病たちどころに治ると言われていたそうな。暑い日に飲めばめちゃめちゃおいしいのだ。

Photo_20 おっーと!! 先ずはお参り。本殿へ急げ。表門からまっすぐに本殿が伺える。そういえば最近当たり前のように参道のど真ん中を歩いている人々を見かける。参道は本来神様の道。人間は端っこを歩くべきですぞ。村の長老みたいなことを言ってしまった。

Photo_22 本殿の少し手前に拝殿がある。非常に美しい建築である。本殿も極彩色の 壁画がある。表門、本殿、拝殿全て重要文化財である。

本殿の奥にも沢山の境内社がある。豊臣氏、徳川氏の縁があるので東照宮や豊国社もあります。表門の近くに桃山天満宮があり、今日は梅花祭かな。今年は暖冬で紅梅も白梅もほぼ満開だ。(祝詞の最中だったので写真撮れなかったのだ。)

御香宮の近くにはいろいろ歴史を楽しめる場所があるのだ。全て歩いていける距離だ。

例えば

寺田屋 : 1862年の寺田屋騒動でおなじみの寺田屋。          かの有名な坂本竜馬とお龍が出合った場所だそうだ。この近所に竜馬通りという商店街もある。

妙見宮 : 北極星、北斗七星(天之御中主大神)を祀っている。

三栖(みす)神社 : 天武天皇を祀っている。

金札宮 : 750年創建。伏見でもトップクラスに古い神社。天太玉命を祀っている。

大黒寺 : 現世利益の大黒様を祀る。薩摩藩の祈祷所だったので、西郷隆盛と大久保利通が会談した部屋もあるとか。

建長寺 : 弘法大師作の弁財天女を祀る。 

その他桃山御陵や乃木神社、源空寺等数え上げればきりがない。そうそう、酒蔵も沢山ある。伏見は伏水と言われていた様に水の良い地だ。だから酒は旨いのだ。酒蔵の見学もできるし三十石舟にも乗れる。

個人的に幕末はあまり得意ではないが(ほかの時代もド素人です。)坂本竜馬、新撰組、鳥羽伏見の戦いナドナド、酒と歴史が好きな人には応えられないところなのだ。

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